書籍15 「アメーバ経営」( 稲盛 和夫 さん)
こんにちは
大阪の中小企業の営業マンです。
今回は、仕事に役立つ書籍の紹介です。
前の記事の続きを・・・
当時、法人営業を続けていると、
経営者の方と話す機会が格段に増え、
経営者の考え方、
経営者視点を学ぶ必要を感じ始めていました。
そこで、お世話になっている経営者の方に
お薦め本を聞き、購入したのが
「アメーバ経営」(稲盛 和夫 さん)
いやあ、当時斬新でした。
まず、アメーバ経営 とは・・・
組織を「アメーバ」と呼ばれる小集団に分け、
独立採算にすることで、一人一人が採算を考える、
市場に柔軟な戦う組織をつくる。
次に、「アメーバ経営」が目指す3つの目的は・・・
① 市場に直結した部門別採算制度の確立
② 経営意識をもつ人材の育成
③ 全員参加経営
この3点、言葉にすると簡単ですが
これができていない企業が大半ですよね?
書籍の中で、稲盛さんは
経営理念と情報の共有が
従業員の経営意識を高める
と書いています。
たくさんの企業を見てきましたが、
たしかに・・・
経営理念と実際の仕事との乖離がある企業や、
社内での情報格差の激しい企業など
よく目にしました。
経営者にとっては、
相当な覚悟がないと導入できないとも感じます。
「経営者意識の持つ社員が欲しい」
と言っておきながら、
一方で財務情報などを共有しない
非上場企業のワンマン社長にありがちな・・・
(自社の社長もそうでした 💦)
本書では、
アメーバ経営に必要な考え方、
実際の進め方が紹介されています。
経営者と話す機会の多い
営業マンにはお薦めです (^^)
続けます。
今日も、ここまでお読みいただき
ありがとうございます。